両親の身長から最終身長を計算する方法
成長スパートが来る時期は人によって異なるため、標準成長曲線とこれまでの成長記録を照らし合わせることで、最終身長を予測できます。
具体的には、両親の身長を測定し、男女別の身長予測式を用いて、予測身長を求めます。
その後、標準成長曲線を用意し、現在の年齢と身長が結ばれる箇所に点を打ち、その位置から標準身長曲線と平行になるように線を描きます。
また、骨年齢と成長の関係性からも最終身長を予測できます。
骨年齢で最終身長を予測する方法
骨年齢が若ければ若いほど、これから身長が伸びる余力があり、逆に成熟しているとほぼ身長の伸びが終わった状態だということが分かります。
しかし、骨年齢での最終身長予測は病院でレントゲン写真を撮影して行う方法であり、自宅ではできません。
病気による低身長が疑われる場合に、専門医の診察を受けた時に用いられます。
成長障害の判断基準と専門医の診療科
医学的に低身長とされるのは、標準成長曲線のうえで-2SDという数値を下回る場合です。
-2SDを下回る場合には、医師への相談を検討しましょう。
成長障害を専門としている病院や診療科のほか、小児内分泌科が対応しています。
ただし、-2SDを下回ったとしても、必ずしも成長障害の原因となる病気であるとは限りません。
周りに比べて身長が少し低いぐらいであれば、深刻に考える必要はありません。